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青色は安定

外敵を跳ねのけてあなたを守ります

青は本藍染めによる純粋なブルーを指します。 あなたを不安定にさせる要素を寄せつけず 跳ねのけてあなたを「安定」に導く色です。 古来より世界中で永遠や不滅の 象徴とされています。 多用すると逆に我が出過ぎてしまいます。 とくに濃い青は上手に使っていきましょう。

草木染の青色の商品

本藍とは「藍」だけで染めた色

藍染のブルーはインディゴという色素です。「蓼(たで)食う虫も好き好き」という諺の蓼で染めた「蓼藍(たであい)」がもっとも一般的です。本藍とは、藍だけで染めたもので、きれいなブルーが染まります。

「藍染」は青、濃紺は「紺染め」

あなたは濃紺に染めたものが藍染と思っていませんか? それは「紺染め」と言って昔は藍染と墨染めなどをかけあわせてつくりました。藍だけで染めるものを「本藍染」といい、きれいな青に染まります。そのかわり染料の量が通常の3倍ほど必要になります。それではコストがかかりすぎるため不純物がいっぱい入ったままの状態で染めるから濃紺になるのです。

草木染の青色の商品

天然藍で染めたものが本藍です

本藍染とは、色の素は天然の藍だけを使うものを指します。しかし最近は化学染料のインディゴを使って本藍と言っているところがほとんどです。合成藍でも本藍でも化学的にはインディゴだからという理由からでしょう。
しかし天然でないものには天然のパワーは持ち得ません。それに一目見れば本藍かどうかはすぐにわかります。合成藍は、例えて言えば気の抜けた炭酸飲料水を飲んでいるような感じでしょうか。

草木染の青色の商品

藍染を着ることは鎧を着ること

戦国時代、戦場では体が汚れ皮膚病が蔓延し、それが兵の士気に影響したとも言われます。そこで武将たちは殺菌作用のある藍染の下着を身につけて戦に臨んだそうです。戦場では衛生的とは言えない飲み水でお腹を壊すこともあります。そのときは藍染下着の端っこをチュチュチュッと噛んですすることで胃の中が消毒され、また、刀傷も藍染の下着で巻くと菌が増えず応急処置になりました。つまり藍染を着ることは自らを守る鎧を着ることと同じだったのです。

草木染の青色の商品

藍染のジーンズは害虫除けに

昔、アメリカの金鉱山で働く人が土の上にごろ寝していると、毒ヘビや毒虫に噛まれて重傷を負うことがあったそうです。今私たちが履いている藍染のジーンズが登場したのはちょうどその頃。すると藍の臭いを嫌って毒ヘビや毒虫が寄りつかず、たいへん効果があったといわれます。西部劇などでもジーンズを履いたカウボーイが土の上にごろ寝するシーンがありますが、藍染すると布自体も長持ちし長旅にも重宝したようです。

草木染の青色の商品

青は全面よりもパーツで使う

「黄色=対象を包んで守る」、「青=攻撃は最大の防御」と色によって実は守り方が違います。青は使い方を間違うと我が強くなりすぎて他を寄せつけない色になりがちです。そのため私は洋服をデザインするとき柄はやさしくつくるように気をつけています。青は本来、差し色的に使うほうが色のパワーを活かせます。女性が婚活などでブルーの洋服を着ていくと頼もしく見えてしまい、そのためマザコン男が寄ってくるなどという説があるのもそうした理由からです。  つまり色選びで人生が変わるということですね。

本当の草木染の色を知らない染物屋の滑稽

いま草木染の色そのものを知らない染物職人が増えています。 その理由は化学染料に頼っているためです。 ある染物屋が「ツユクサで染めたブルーはきれいでしょう」と大勢を前に説明している場に出くわしました。私は恥ずかしくて赤面しました。ツユクサの花はブルーでも、ブルーには染まりません。逆にその染まらない性質を利用して下絵を描く絵具として使われます。ちょっと草木染の知識があればわかることです。化学染料を使うなら、本物の草木染の色を知った上でまことしやかな嘘をつくくらいの努力が必要でしょう。何事も一度スタンダードを失うと二度と元には戻りません。私はこれからもスタンダードを守っていきたいと思っています。

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