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ワークショップ「体験染め」

自分だけのオリジナルを染めてみませんか!

白い布にスーッと鮮やかな色が浮かび上がる瞬間、「わっ!」という歓声が上がります。浮かび上がる自然の色を目の当たりにして、ものづくりの楽しさにワクワクするからでしょう。草木染体験は、まさに自然の不思議を間近に感じることができるワークショップ。ご家族で、お友達同士やグループで自分だけのオリジナルの染めにチャレンジしたり、贈り物として、また、素敵な旅の思い出作りに、楽しみ方もいろいろです。

◎初めての方も安心!団体様も大歓迎!

初めての方にもスタッフが丁寧に指導しますから、お子様も楽しめます。体験染めは約1時間程度(乾燥時間は除く)、大型バスも駐車できる無料駐車場を完備、一度に45人までの団体様でも同時にOKです。
※ワークショップは、お休みの日もあるので必ずご予約を!詳しい内容、注意事項は下記をご覧ください。

体験の様子

<2017体験レポート>
結婚式で、ご両親へのサプライズ・プレゼントに!

まもなく結婚式を迎えるというお二人が体験染めにやってきました。聞けば、結婚式のサプライズの一つとして、披露宴の入場時にそれぞれのご両親に草木染のハンカチをプレゼントするためだとか。ケーキカットよりも先にお二人の共同作業で、しかもお二人が心を込めて染めたオリジナルのハンカチのプレゼント・・・そう聞くだけでも心温まる結婚式の様子が目に浮かびます。

お二人が選んだのは、桜染めと山桃染め。初めは戸惑っていたお二人も、スタッフの説明を受けながら手際よく染めていき、素晴らしいプレゼントが完成しました。

染めの手順


出来上がり図の中から柄を選び、桜染は、縁が濃くて中心が薄くなるようグラデショーンの染めに。山桃染めは直線的な柄の「板締め絞り」を選択。その柄になるように布を折っていきます。(詳しくは「草木染講座」へ)


山桃染めのハンカチは、折り目がしっかりつくように布を割り箸と輪ゴムできつく固定。
(割り箸の止め方でいろんな柄が染まります)


布についた手脂などの汚れを落とすため熱湯に浸し、さらにムラなくきれいに染まるように“ミョウバン”に浸け、媒染処理をします。この工程をしっかり行うことで染めがきれいに上がります。


いよいよ染液に浸けて染めていきます。スタッフが「もう少し」とか「そのくらいで」と、声をかけます。


後は、水洗いしてしっかり乾燥させると完成。写真は、桜染め。お二人のオリジナル、幸せの門出にふさわしいとってもきれいな草木染ができ上がりました。

<体験染めの種類>

体験教室では、下記に紹介する夢細工定番の草木染めを行っております。この他の染めをご希望の場合は、ご予約の際にお訪ねください。ただし、季節により左右される染めや染料の入手が困難なものにつきましては、お断りさせていただくことがありすので予めご了承願います。

桜染め sakurazome
工房夢細工の代名刺である「桜染」は、染匠・小室容久が、「桜だけで、桜の花のピンクを染めたい」と、様々な種類の桜の木の樹皮や芯材、小枝、花芽、緑葉、紅葉に至るまで、材料と染め方の試行錯誤を繰り返し、ようやく花びらのピンク色に染まろうとする”力”を取り出すことに日本で初めて成功し生まれたのが「桜染」、「さくら初め」です。
日本の代表的な桜として有名な染井吉野には、他の桜よりもピンクの色味が強い傾向にあるようです。その小枝を約三ヶ月煮出してピンク色を取り出しています。この他にも様々な方法がありますが、夢細工では山桜やしだれ桜、八重桜といった桜でピンク色からグレーまで染めています。

藍染め aizome
古来、中国から伝わり、江戸時代には庶民の色として親しまれました。殺菌作用が強く、染めた衣服で皮膚病や毒虫を防ぎました。色には濃さによって名前があり、薄い色から、甕覗(かめのぞき)、浅葱(あさぎ)、納戸(なんど)、花田(はなだ)、紺(こん)、茄子紺(なすこん)、勝色(かちいろ)とあります。“すくも”からの発酵建とハイドロ建をしています。

紫鉱(香)染め shikouzome
奈良時代に薬や草木染めの染料として伝わりました。法隆寺や、正倉院等の織物の染織に紫鉱染めの色が多数残っています。ビルマネム(ラックの木)についたカイガラムシ(ラック虫)から色を取り出して染料とし、臙脂色(えんじいろ)から紫色まで染めています。

茜染め akanezome
その名前の通り、根が赤いことから「あかね」(赤根)と名が付きました。この根っこには浄血、解毒、強壮の作用があるとされ、日本では好んで染められてきました。日本で最も古くから使われた赤系の染料植物で、日の丸の赤もこの染料で染められました。「西の日の色を染める草」という意味から、この漢字に成ったとされています。

柘榴染め zakurozome
柘榴は、赤い実が多いことから子孫繁栄、豊穣の象徴として古来より大切にされてきました。皮は痛み止め、根は虫下し、そして疲労回復薬として使われてきました。草木染めには主に乾燥した果皮を用います。黄色と独特の青みがかった緑色を染めることができます。

矢車附子染め yashabushizome
秋が深まった頃、枝先になる松笠状の実を染料に使います。この実はタンニン成分を多く含み、黒染めの染料、皮膚の炎症を抑える薬として用いられてきました。堅牢度(けんろうど)も高いので、工房夢細工では薄茶色から焦げ茶色、灰色を染めるのに好んで使っています。

<ワークショップ体験染めのご注意とお願い>

◎ご注意とお願い
※当日のご予約はお受けできない場合がございます。
※お申し込みは、「電話」または「お問い合わせフォーム」にてご予約を受け付けております。尚、5名以上のグループでのお申し込みは、必ず3日前迄にご予約をお願いいたします。
※ご予約をキャンセルされる場合、または人数に変更がある場合は、体験日の前日迄にお知らせください。
※草木染の種類や人数によっては、予定の時間を超えてしまうこともあります。予めご了承下さい。
※草木染は天然の染料ですので、各人によって出来上がりの色合いが微妙に異なります。それも天然染料ゆえの面白みと感じて頂ければ幸いです。
◎服装について
・ 汚れても大丈夫な服装(白い服などは避ける)でご参加下さい。
・ 靴は、ヒールなどを避けスニーカー等でご参加下さい。
・ 夏の染め場は暑くなるので、なるべくTシャツ等の涼しい格好でご参加下さい。
体験場の様子

<ワークショップ体験染めの料金表とお申込み>

◎アイテム別価格表

アイテム別価格表

※総額10,000円以上から体験可能です。(お一人様から体験できます。)
※アイテムは当日の変更可能です。
※大型バスの駐車場を完備しております。
※45名まで体験が可能です。

◎お申し込み・お問い合わせ
TEL0946-25-0273(平日10:00~17:00 担当:中村)

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