◎桜染めの手法をご紹介
本格的で、どなたにでもできる桜染めの手法をご紹介いたします
- (1)花の咲く前の桜の小枝を集めてくる。
夢細工では、ご家庭でせん定した枝や工事などで桜を切るときなどにご了解を頂き、頂戴しています。 - (2)枝を分別し、小さく切る。
- (3)鍋に入れて30〜40日、炊いたり冷ましたりしながら熟成させてピンクを増やすと同時にオレンジやベージュを取り除き、ピンクだけを取り出していく。
- (4)桜の染液を残してさらに熟成させ原液を作る。
2週間〜3ヶ月 - (5)布又は糸をよく練り(汚れを取り)椿灰の灰汁に、米酢を加えた液に入れてよくなじませる。(先媒染)
- (6)グラグラと煮立った湯に(4)の原液を入れて染液を作り、染める。
- (7)(6)によく洗った(5)の布を入れて短時間で染める。(この染液は1回しか使えません) 新しく(6)の液でさらにもう1度染め、好みの色になるまで何回も繰り返す。最後に水洗いをして干すと桜染の完成。